猛暑日に思う「着ぐるみ」の仕事
本日、お外は、とんでもない暑さでしたね。
結構前ですが、こんな暑い日に「着ぐるみ」を着る仕事をしたのを思い出しまして、胸が悪くなりましたよ。
当時、某県が派手にキャンペーンしていた3人のキャラクターが、全国を行脚していまして、大手旅行会社から、現地担当の着ぐるみを着る役が回ってきました。
面白そう!と思って手を挙げたのですが、、、、、
もうね、
死ぬかと思った!
力いっぱい暑い日に、力いっぱい暑い仕事、死ぬわ!
割は良かったけど、本当にしんどかった。
まずね、、、、、
前が見えない!
市役所とかに行くと、市民の皆様に歓迎されて、
「わーーーっ!」とか騒がれて、行くとこ行くとこで、喜ばれるんですけど、
近くのスタッフからこっそり、「手を振って!」とか言われるんですけど、
「振れるかーーーーーーーーーーー!!!」
前が見えんのに!どこに客がいるかもわからんのに。
全然、見えないのよ。
小さな穴が二つあいていて、そこから前だけちょっと見える。
1人で歩けませんでしたからね。スタッフに手をつないでもらってようやく歩ける。
でーーーーーっかい長靴みたいなのを履いている感じで、歩きにくいし。
思い出しただけで胸が悪くなってきますわ。
で、とにかく、あっつい。
15分くらいたつと、ピーコン、ピーコンって感じで、
ウルトラマンの滞在時間が迫っている感じで、
体の中のバロメーター的なやつが、危険信号を発するんですよ。
「危険です!危険です!」って感じで。
体が、危険な状態です、っていうのが、わかるんだなー!
20分くらいで、もう、脱ぎたい衝動がマックスに!!!
で、誰かが、多分、お偉いさんだと思うんですけど、
体が危険信号を発している状態なのに、15分近く、ゆっくりお話をされまして、
イライラ、マックス!発狂寸前!
残りの2人に、その後、
「あんとき、大丈夫でしたか?」って聞いたら、
2人とも、
「頭部を脱ぎ捨てて、投げ出して帰りたかった!」的なこと言ってましたもん。
激しく同意でしたわ。あんときは。
よりによって、今日みたいな、8月の猛暑日でしたからね。
あれより暑い思いをしたことはありませんでしたね。
それ以来、私の、ミッキーマウスへの尊敬はすさまじいものでございます。
今日も、日本のどこかで、着ぐるみを着ている方、いらっしゃるんでしょうね!
お疲れさまです!