カナダ研修旅行の珍道中メモ(冬のナイアガラの写真有り)
前回に引き続き、「旅行」と言えば、楽しい珍道中(ちんどうちゅう)。
いろいろと思いをめぐらせましたところ、初めて行ったカナダ研修旅行は、私にとって、思い出深い珍道中でございました。海外添乗員の免許を取るための研修旅行でしたが、楽しいトラブルとハプニングで、思い出すとプックックッっと笑えてしまいますね。せっかくなので「カナダ研修旅行珍道中記録」を書いてみました!(もう7年くらい前のことなので、記憶が定かでない部分もありますし、改善されているシステムもたくさんあると思います。)
もくじ
- 1. 私のスーツケースだけどこかに行っちゃった!?
- 2. スーツケースのありかを調べる方法
- 3. 航空会社からいただける物
- 4. 次の空港で自分のスーツケースに巡り合えるも様子がおかしい
- 5. ついでにESTA(エスタ)でもトラブル!
- 5. おまけ写真「冬のナイアガラの滝」
- 6. まとめ
1. 私のスーツケースだけどこかに行っちゃった!?
海外旅行でよくあるハプニングとして挙げられるのがロスバゲ(ロストバゲージの略)。つまり、自分のスーツケースが飛行機に乗せられていなくて違う所に行っちゃったというハプニングです。
日本から出国し、まずは一旦アメリカに到着したわけですけど、ここでスーツケースを受け取るはずがね、私のだけ、いくら待っても出てきませんでした。
まさか、いきなりロスバゲを自ら経験するとは思いませんでしたよ。
でも、ここはプロの卵なので、冷静に、ロスバゲした場合に訪れる空港の受付があるので、そこに行って、かくかくしかじか説明しました。
荷物にタグが付いているので、それを見せて調べてもらいましたところ、こんなことを言われました。
「あなたの荷物は違う空港に行ったようです。」
でしょうね・・・・。
2. スーツケースのありかを調べる方法
よっしゃ、わかった。違う空港に行ってしまったのは仕方がない。
誰かがミスをしたのでしょう。それを責めても仕方がないですね。
次はどうやってそれを手元に取りもどすかって話ですよ。
そしたら、受付の人から、ある電話番号を渡されまして、こんな感じのことを言われた記憶があります。
「定期的にこの電話番号に電話をしなさい。」
小銭を入れて電話をかけないとあかんのですって!
今荷物がどこに行ったのかを、自ら確認するために。
公衆電話を探して、電話かけてみると、留守電みたいな感じで、自動音声の指示があるので、それに従って、プッシュ。
皆がご飯食べている時も抜け出して プッシュ。
皆さん部屋でゆっくりしている時にも抜け出して プッシュ。
1時間おきに公衆電話に通う・・・
何回も何回もチェックして、いったいいつになったらスーツケースが私の元にやってくるのか確認ざんまい。
もうね、心がブルーでご飯も全然味がしませんでしたわ。
3. 航空会社からいただける物
ちなみに、ロスバゲの受付で、こんなことも言われました。
「あなたは、これを、ただでもらえますよ!」
これというのは、航空会社のロゴ入りの洗面道具一式みたいなものが入った結構しっかり作られた高級な感じのポーチです。
中には、シャンプーやリンスはもちろん、洗面用具一式と小さなTシャツまで入っていた記憶があります。
うわー!やったー!ラッキー!
超いいやんこれ!
こんなの欲しかったんだー!!!
\(^o^)/
ってなるかーーーーい!!!!!(怒)
そんな洗面用具もらったところで、喜べるかい!
こんなもんで2日間もどうしろっていうんだい?(わしゃ騙されんぞ!)
いやね、でも良くできているんですよ。ある程度のものは一式揃ってるし、おしゃれなポーチで、今でも使っているんですけどね。
一応念のためにロスバゲ対策で、下着類1日分は、手荷物に入れてあったので何とかなりましたけどね。皆さんも、手荷物の方に1日分の着替えは絶対入れておくべきです!
4. 次の空港で自分のスーツケースに巡り合えるも様子がおかしい
ようやく、次に乗る飛行機に私のスーツケースも乗った模様
今か今かと待ち遠しく、荷物を待ちましたよ
この辺まで来ると、同僚たちも、祈るようにベルトコンベヤーを眺めていましたよ
そして、やってきました、私のスーツケースらしきものが
色はばっちり私のスーツケースの色でした
エメラルドグリーンで、あまり他に似たものがないのでよく目立ちますし、
あれあれ?
でも、なんだか、様子がおかしくね?
色はまさしく私のなんだけど、なあに?
なぜか、私のスーツケース、箱に入れられて出てきまして・・・
箱に入れられたスーツケースって見たことあります?
段ボール箱ではなくて、プラスチックの大きなふたのないトレイみたいなのに、スーツケースが入ってるというか、乗せられているのですよ
そして、私のスーツケースがね、ふたが開いちゃってましてね、超カッコ悪い!
どういう衝撃を与えられたのか知りませんが、鍵が開いてふたも開いてるという状態
どうやら、
ふたが閉まらないから、
大きなトレイに入れられて登場した様子!
同僚たち、笑いこらえてたもんね。
あまりのぶざまなスーツケースの様子にね。
中身もちょっと、ぺろりと出てたもんね。
ちょうどハンバーガーからレタスがちょっと出てるようにね
もう、何なんだよ!!!!
あかんやん、何でこうなるの?!
皆も私のことを不憫に思ったのか、何かに取りつかれていると思ったのか、
いろいろと気を使ってくれましてね。(でもちょっと笑いこらえてる感じ・・・)
私もね、「何かすみません・・・」みたいな気分でしたけど、
「これは、私が悪いのか?」って気分でしたよ。
荷物関連、もう、悲惨でしたね。
5. ついでにESTA(エスタ)でもトラブル!
ちなみに、荷物トラブルの他に、入国手続きでも珍しいことが起きました。
アメリカに入国する際に1人1人に義務付けられているのが、ESTA(エスタ)の登録なのですが、旅行会社に代行手続きをお願いすると、かなりの金額を払わないといけません。でも、自分でやろうと思えばできる手続きなので、旅行会社の研修ですから、会社の事務員さんから、「あんたら自分でやりなよ!」と言われるんですよ。
やってくれたら楽なんですけどね、旅行会社にいるんだから、それくらい自分でやれ!と叱咤激励されました。
そして、面倒だなと思いつつ、パスポートの番号を見ながら、登録完了。あとは入国の時に確認してもらうだけですよ。
そして、いよいよアメリカ入国の時がやってきまして、(カナダとアメリカの行き来はとても楽です)、同僚は皆、スムーズに入国審査を通ってました。
が、しかし、私の番で、流れがストップ!
なぜか、ESTAの確認の時に、「あれ?あれ?」って担当のおじさんが変な顔をしてまして。スムーズに許可が下りないんですよ。
こっちは、手の指紋全部採られて、目の写真も撮られて、さんざん手荷物検査も厳しくされて、なんのオチ度も無いはずなのに、どうやらESTAがおかしい!となりまして。別のブースに移動ですよ。なぜか私だけ。
入国審査のおっちゃん、いろいろ何かを調べてくれて、ついに、「わかった!」といいました。
何がダメだったと思います?
それは、
何と、
私は、
0(ゼロ)とO(オー)を入力間違えしていたらしい!
数字の0(ゼロ)を入力しないといけないところに、アルファベットのO(オー)を入力していたらしく、正常に反応しなかったらしい。
そーーーーれは、さすがに想定外ですわ。
まさか、そんなことで入国できないとは思わないでしょ?
これは、さすがに、私のミスですわ。
皆様も、0(ゼロ)とO(オー)の違い気をつけて下さいね!
私1人だけ、違うブースで、おっちゃんと議論ですよ。
皆、待ってるのに。でも、これは、完全に私のミス。
5. おまけ写真「冬のナイアガラの滝」
寒かったですね~、ナイアガラの滝
表側と裏側を間近で見ることができますが、表側は、こんな感じ
もうちょっと間近で見るとこんな感じ
氷柱(つらら)が寒さを物語ってますでしょ!
ちなみに、これ、ナイアガラの滝の裏側ね(1月末)
トンネルみたいなところから、滝の裏側も見ることができますよ!
研修だからって、一番安い時期に行きましたけど、1月にカナダはありえんわ!
スキーウエアを用意していきましたからね。
ま、そのスキーウエアがスーツケースに入っていたから、しばらく届かなかったんですけどね。防寒具もないという。寒かったね。
6. まとめ
この他、まだまだいろいろハプニングが振りかかってきたのですが、この辺りでやめておきます。
カナダ旅行は、春、夏、秋がおすすめです!
素敵な見どころいっぱいありますよ。
どこかに行くと、必ず面白いハプニングが次々と起こりますね!
それも全部ひっくるめて、旅行って楽しいですね!