Treasurebox

玉手箱みたいな日々をつづる日記です

忘れない記憶の仕方(英単語暗記の方法:マニア向け)

さまざまな理由から資格試験を受験するという方は多いと思いますが、

「勉強してもすぐに忘れてしまう。この悪循環を何とかしたい!」と思ったことはございませんか?

 

 

英検などで経験してきましたが、英語の試験には、英単語の暗記が欠かせません。

なぜなら、単語がわからないと、長文を読めないからです。

「多くの重要単語を覚えること」、これは基本です。

 

一回見たり聞いたりしたものを瞬時に記憶してしまう、という種類の人でない限り、普通の人は、忘却曲線に従って、翌日には半分忘れてしまいますね!

私は、もちろん全然賢くないため、努力するしかありませんでしたので、記憶するということに関しては、様々な創意工夫を行ってきました。

今回は、英単語を記憶する方法として、様々なことを工夫して効果的だった方法を紹介したいと思います。

要するに、忘れないように覚えれば良いのです!

ただ、心に深く刻んでいただきたいことは、英語力アップは、継続が命です!継続することに意味があるので、継続のコツややる気維持の方法に関しては、こちらをどうぞ!

関連記事

treasureboxes.hatenablog.com

 

では、具体的な方法を5段階に分けて紹介します。

1、まずは、語源や語幹や関連語を調べる

電子辞書はお持ちでしょうか?英語の資格試験を受験する人は、辞書を肌身離さず持つという習慣をまず身につけましょう。スマホが無いと不安、と皆さんが思うくらいに、「辞書が無いと不安」という状態になるくらい、辞書と仲良くなりましょう。予備の電池も常にカバンに入れておきましょう。

電子辞書は、早く調べることができるので、とても便利です。特に、語源や語幹、関連語などを調べるのに役立ちます。

私は、10年近く前に買ったこの辞書を愛してます。

f:id:treasureboxes:20170830084159j:plain

新しい単語に出会ったら、すぐに調べましょう。出会ったら調べる「癖」をつけてしまうのです。出会ったら調べないといられない「性格」に自分を変えてしまうのです!

私のジーニアス辞書には、語源や語幹や関連語の情報まで載っているので、全部ひっくるめて、納得がいくとその場で忘れないように覚えることができます。

 

例えば、混乱しやすい簡単な単語の例を挙げますと、以下の6つは一気に覚えられます。

reduce → re(後ろへ)+duce(導く) <意味>減少させる、弱める

produce → pro(前に)+duce(導き出す)<意味>産出する、製造する

induce → in(中へ)+duce(導く) <意味>誘う、引き起こす

deduce → de(分離)+duce(導く)<意味>導き出す、推論する

introduce → intro(中に)+duce(導く) <意味>紹介する、導入する

conduct → con(一緒に)+duct(導く) <意味>導く、案内する

 

更に、知らない単語に出会ったとしても、duceやductが語の一部に使われていたなら、「導く」という意味が含まれているのだと推定できます。

時間はかかりますが、すき間時間で、こつこつ覚えることができる方法です。

この「こつこつ少しずつ」のパワーをあなどるなかれ!

2、それでも無理なら語呂合わせ

語源や語幹を調べても、全然、覚えられない語も、もちろんあります。その場で覚えられないままほおっておくと、もう一度出会った時に、また忘れているので、できるだけであったその場で記憶に残る方法を考えたいですね。

私は、語呂合わせも、やむを得ず使います。本当は、1番や3番の方法が本当の英語力アップには最適なのですが、日々多忙な中で勉強するには、時間がかかりすぎますから、語呂合わせも効果的です。

簡単な例を挙げますと、

diminish(ディミニッシュ)<意味>減らす

 →語呂合わせ暗記法「地味にし減らす国家予算」

shriek(シュリーク)<意味>悲鳴

 →語呂合わせ暗記法「シュレックが悲鳴」

indulge(インダルジ)<意味>~にふける

 →語呂合わせ暗記法「インドのあるじ、ヨガにふける」

などなど。映像がイメージがしやすい語呂合わせを考え付くとその場で暗記可能です。

たくさん作っていくうちに、慣れてきて、「整いました!」と言いたくなります。

本来、実力アップに重点を置くと、おすすめの方法ではありません。

 

3、英文和訳をしながら覚える

英検に関してだけ申しますと、「文単シリーズ」(旺文社)が効果的でした。

英検3級レベルから1級まで出ています。たくさんの記事がカテゴリーにわかれており、どの記事も興味深い内容で、その音声CDもついています。このテキストは、使い方次第で、英語力アップに非常に効果的だと思うのです。

f:id:treasureboxes:20170830083526j:plain

まず、テキストの記事を一つだけ選び、本は開かずに、いきなりCDを聞きます。たいていは知らない単語ばかりで、わからないです。何回か聞いてももちろんOKです。

その後、単語リストがあるので知らない単語をチェックします。そして、英文記事を和訳して行きます。できるだけ早く、後ろに戻らず、英語の語順のままスピート重視で和訳して行きます。単語をチェックしているので、和訳の際に、短期記憶に残っているので、効果的に訳すことができます。

全て和訳した後、テキストの和訳例を見て、自分が和訳できなかった部分を学びます。

その後、全体をCDに合わせてナチュラルスピードで音読します。

この時の達成感といったらすごいですよ!最初聞いて一切わからなかったことが、全て聞きとれて音読できますから!単語力、英文和訳力、発音、リスニング、この4つのスキルを一気に伸ばすことができます。私としては、おすすめのテキストです。

 

4、オリジナルファイルを作成し、定期的に復習する

そして、せっかく苦労して調べた単語や、作った語呂合わせは、そのままにしておくのはもったいないです。その単語への愛着もわいてきていることでしょう。

ですから、できる限り、自分のオリジナルの辞書を作ってしまうイメージで、エクセルファイルなり、なんなりで自分用のメモやファイルを作って蓄積していきましょう!

このファイルが、PCが壊れた時に全部消えて、私は、半年くらい落ち込みました。

それくらい、自分が選んできた道、学習してきたことに誇りと愛着を持ち、オリジナルのファイルを作ると、更に暗記が進むと思います。あ、覚えるのに苦労したあの単語だ!って思えるファイル作りです。

そして、試験を受ける前に、時間を決めて復習しましょう。英検は1月、6月、10月ですね。申し込みをしたら、語彙の復習は毎日こまめに進めましょう。定期的な復習は、非常に効果的です。忘却曲線というのがあり、翌日には半分わすれる人間の記憶力ですが、定期的に復習をすることで、記憶はしっかり定着されます。

 

 5、まとめ

やり方はとっても単純です。誰でもできそうな内容です。

ただ、皆さんができないのは、「継続すること」なのです。

英語力アップには、「学習の習慣化」がとても重要な要素です。

ぜひ、毎日こつこつ継続をモットーに、少しずつトライしてみていただければと思います。