Treasurebox

玉手箱みたいな日々をつづる日記です

2分で説明するということの意義

昨日と一昨日の2日間、あっちこっち飛びまわっていろんな方々とお話をして、声もかれて、再びハスキーボイスの状況です。本当によくしゃべったし、よく移動した~!

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2分なら聞いてもらえる

2分というのは、カギとなる長さだと思うんです。そんなに長い時間、人の話を集中して聴けることはないと思うわけでして、2分だと思ったら真剣に聞いてくれる。

逆に言えば、言いたいことを最低限伝えるのには、2分で充分ということ。つかみに関しては2分で何とかする。その後はその後の話。

現場で役に立つのは「2分」で説明する力

スピーチのクラブでも、毎回時間を計ってもらって、2分でスピーチをする練習をしていますが、これが一番現場で役に立っている気がします。

 

学校では生徒に対して、観光業では旅行客のお客様に対して、短い時間で分かりやすく確実に伝えるためには、だらだらと話さない話し方が適していると感じます。

 

今回、本当にずいぶん久しぶりに営業回りと言いますか、挨拶まわりと言いますか、「アポなし突撃訪問&プレゼン」を経験しまして、お忙しいところに訪問して話を聞いていただくということをたくさんしました。

 

でも、「2分で説明します!」と言ったらほとんどの場合聞いてくれますし、本当に2分でまとめて話をしたら、その後の質疑応答で結局5分から10分の滞在時間になりましたが、訪問の目的をほとんどのケースで達成できた感じです。

 

英検1級の2次試験(面接試験)で試されること

話は急に変わりますが、英検1級の1次試験を通過したら、二次試験は面接試験です。でも、普通に英会話のインタビューをするような生易しいものではなく、即興での英語スピーチ力が試されます。スピーチの制限時間は2分。その後、スピーチについて、あれやこれやと突っ込みを受けます。自分の意見や論理を貫き通す英語力が必要。

 

面接室では、カードにスピーチのお題が5問書かれていて、それを眺める時間が1分与えられます。この1分の間に、5つの中から1つのお題を選び、スピーチの構成を即座に考える力が必要です。

 

1分で即座に構成を考えるとしても、2分でスピーチをするわけなので、ほとんどしゃべりながら考えてスピーチをするという即興性が試されるわけです。

 

一番言いたいことをまず伝え、その根拠となることを2、3ポイント分かりやすく説得力をもたせつつ説明する。そして、もう一度言いたいことを伝えるという構成が良いのかと思います。

 

2分という時間は、言いたいことを伝え、まとめるためには適した時間なのではないかと思います。

通訳案内士の2次試験(面接試験)で試されること

同じように、通訳案内士の二次試験も面接試験ですが、こちらは、質問に対して答える形式です。スピーチではありませんが、質問に対して、要点を押さえて分かりやすく短く説明する力が試されます。

 

通訳案内士は、歴史や文化、政治経済など多岐に渡ってたくさんの知識を得る必要があるので、もりだくさんの情報を要約してわかりやすく手短に伝える力が試されます。

 

質問に対して答える時間は、30秒から1分くらいが妥当だと思います。しかも、通訳ガイドはエンターテインメント性も必要かなと。お客様が日本を訪れている外国人ですから、聞いていて楽しい話し方も大切かも知れません。

 

久々の営業活動の感想

自分が人の話を聞く時に、だらだらとした長い話だと聞いているのを苦痛に感じる方なので、自分が話す場合には、できるだけ分かりやすく短くまとめて話をしたいなあと心がけています。

 

やっぱり「話し方」や「スピーチ」の練習は、4年弱ほどですが、やってきて良かったなと思いました。しかも、仲間と一緒に楽しく学んでいるスピーチクラブは、練習の場としては最高だなと思いました。たくさん失敗する場があるというのは、助かりますね。

 

たくさん失敗している分、緊張もしますが、数をこなしてきたということが多少なりとも自分の背中の後ろの自信につながってきている気がしました。

 

 

 

 

また営業活動、頼まれそうな気がする・・・(笑)