欠点を直すには、あえて苦手なところに飛び込むことかも!
私はもともと、幼い頃は、極度の引っ込み思案で無口でした。
「この子は、人と会話ができない子なのか?」と何人もの人に言われたらしいです。
それに対して、母親は底抜けに明るくて図々しくて声がでっかい人で、あちらこちらで会う人会う人とおしゃべりを楽しむタイプでして、全く親子とは思えないほど、性格が正反対でした。
その母親の図々しさとか、遠慮がないところとか、本当に近くで見ていて嫌で嫌で、何度も何度もこれまで批判してきました。
旅行関係の仕事を始めたのが2009年の春。10年ちょっと前ですね。
それまでは教育関連の仕事をやっていました。
だから、全く経験のない畑違いのところに飛び込んだ感じです。
この旅行関連の仕事がですね、社交性がないと本当に大変な仕事です。
初めてお会いする方々と旅行を楽しむお仕事なわけでして、社交性がないとやっていけないです。
当初は日本人のお客様が中心だったので、ハードルは低かったのですが、とはいえ、初めてお会いした方と一緒に、数日間も旅行するという仕事は、引っ込み思案にはとても精神的にハードな仕事でした。
初めてお会いして、そのまま旅行にお連れするわけですから、すぐに打ち解けられるコミュニケーション力というか、社交能力が必要なのですよ。
最近は、お仕事のお客様はほとんど全てが外国人で、さまざまな国のさまざまな年齢層の方々です。
傾聴力とか、質問力とか、雑談力とか、幅広い教養とか、挙げたらきりがないですが、身につけたいスキル山盛りです。
まだまだ思い通りにコミュニケーションとれていないこと実感中。
1対1ならまだしも、数名以上のグループとかになると、まんべんなく皆に公平に接したいですし、そうなると、話題選びや興味のありかなど、探るのが大変。
もともと引っ込み思案な自分だったので、よく自分なりに頑張っていると思うけど。
場数を踏んで、何となくそれなりにこなせる感じにはなってきているとは思います。
そして、スピーチの方も、人前で話すとか、まったく無理でしたけど、自分の殻を破るべく飛び込んでみたスピーチクラブで、パブリックスピーキングを学んでいます。
最近は、あんなに若かりし日に批判をしてきた図々しい母親に似てきているのを実感しています。(笑)
面白い話ができる人になれるよう今は日々精進します!
欠点は欠点で、スキルアップでカバーできれば良いなと。
根本的な気性とかは、元々の遺伝的な性格は直せないとしても、後天的というか、技術的なものや、人から学ぶスキルでカバーできれば、もっとステップアップできるじゃん、と思います。