捨てられない大切なもの:断捨離で気づいた自分にとって貴重なもの
1回も使ったことがなくて、これからもおそらく使わない自信があるものだけど、捨てられなかったものが、こちらでした。2年前に引っ越しする際、持参するか持参しないか、すごく困ったものです。
シンプルな生活が大好きな私にとって、このボクシングのセットは、インテリアにもならず、かなり悩みました。弟が買って来てくれたタイのお土産なのです。
もくじ
- 断捨離の判断基準:必要か必要でないか
- 捨てやすいもの
- なぜボクシングセットを手放せないのか?
- そのモノの背景にある思い出やくれた人の思い
- 捨てられないもの=友達や家族や努力に関わるもの
- さあ!もっと価値ある人生のために
断捨離の判断基準:必要か必要でないか
これは、自分のモノに限っております。当たり前のことですが、自分以外の人のモノを勝手に捨ててはいけないです。
モノを保持するのか手放すかの1つの基準は、今の自分にとって必要なのか必要でないのか、だと思います。
「これは将来、何かの役に立つかもしれない」と思って取って置いたら、全て必要なものであるような気がします。ここで悩みますね。将来使うかどうかという判断基準。
捨てやすいもの
冷蔵庫の中身
冷蔵庫の中の調味料などは、ガンガン捨てることができました。ばあちゃんが生きてたら怒ると思うけど、食品は比較的楽です。理由は、自分で買ってきたものがほとんどですし、賞味期限が書いてある。期限を過ぎていれば、何も考えず、心もあまり痛まない。期限切れにならないように使う方法を考えないとなあ、とは思いますが。
簡単に手に入るもの
また買えばいいや!と思えるものはすぐに捨てられました。良いのか悪いのか、モノを大切にするという観点からは、きっとあまり良くないのだと思いますが、不要なものをため込みたくない心の方が強いので、今必要ではなくて、将来必要になった時にまた手に入れようと思えるものは捨てることができました。
なぜボクシングセットを手放せないのか?
それは、弟が買ってきてくれたという事実だけです。何も買ってくれたこともない弟が、海外に行ってお土産を買ってきたという事実以外、手放せない理由がない。
つまり、「弟」が大切だからってこと。モノには、何か、魂が宿っている気がしてしまいますね。ただのタイのお土産なんだけど、「私にこれをあげたら、ちょっと笑うかな」って思って買ってきたんだと思う。(結局、母親が引き取ってくれたんですけど←手放したんかい!!!)
そのモノの背景にある思い出やくれた人の思い
そうなんですよ。モノ自体は、お金に換算できるような価値はなくても、その背景にある思いが感じられるものは、自分にとって大切なものだなあと思いました。
収集家の方は、それを集めるのに苦労をされているから、一つ一つにドラマがあるんでしょうね。人それぞれだと思いますが、以下は私の大切なものです。
捨てられない大切なもの その① 手紙類、色紙類
手紙や色紙はかなり大切。E-mailやSNS時代になって、手書きで書くことも随分減ってしまった現代ですから、なおさら貴重品です。面白いこといっぱい書いてあるし、もうちょっと熟成してから、また年をとってから覗いて読んでみるのはとても楽しみです。
もらってうれしいお手紙、これからも、できるだけ手書きで人に渡すことも心がけたいです。写真も、もちろんです!
捨てられない大切なもの その② 勉強した資料ファイル一式
英語はこつこつ勉強してきまして、英検対策に作成した資料一式。また、通訳ガイドに関しては、3科目(地理、歴史、一般常識)プラス英語(筆記と面接)ですから、2年間とはいえ、仕事をしながら結構頑張った記憶があります。その時に作成した資料の数々は、もう不要となった現在ではありますが、捨てる気になれません。
自分の汗と涙の結晶のような気がします。人にとっては紙切れですが、私にとっては自信の背景となる努力の証拠。
捨てられない大切なもの その③ 日記帳
日記帳というか、ただのノートがどっさりなのですが。段ボール箱1杯分あります。20代から書いてきたノート。
捨てられないもの=友達や家族や努力に関わるもの
私にとって捨てられないものは、友達や家族や自分の努力に関わるものばかりでした。
ほとんど紙ばっかり!自分以外の誰かにとっては、ただの紙くずに他なりません。お金に変わるものもない。でも、かけがえのない、お金に換算できないプライスレスな価値のあるものなのでした。
自分の足跡というか、自分の人生の1ページを表すものがきっと大切なものなのではないかなと。
さあ!もっと価値ある人生のために
もっと素敵な人生にするために、もっと、捨てられないものを増やそうと思いました!
メッセージをたくさん書いて、人に渡そう!
友達や家族にもっともっと会おう!そして、写真を撮っておこう!
新しい場所に出かけていき、もっと多くの新しい人々に出会い、日記に書きまくろう!
人生の貴重品箱が、一杯になってしまいますように!