Treasurebox

玉手箱みたいな日々をつづる日記です

どうせなら大雪で遊ぼう企画が実現しました!(その2)

「雪山遊び」のはず企画が、いつの間にか「雪山登山」になっていた企画の記録の続きです。その1はこちらです。

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もくじ

 

アウトドアのプロの人が参加

雪山登ったり、アウトドア活動を子供たちに広める活動をしている方々が参加されました。もう、見た目から、山に登るという意気込みが姿に表れておりまして、最初っから既にカッコ良かったですね。

 

登山用の上下と言いますか、足先から頭の先まで、「山にいくぞ!」という雰囲気が表れていますし、いろいろ様子を眺めていて、必要な時には優しくアドバイスをくれるところなど、すてきな方々でした。

親父ギャグばっかりいう山の達人おじさん

山の達人のおじさまがいらっしゃるのですが、このおじさまの存在は、何年も前からずーっと知っておりましたが、なかなかタイミングが合わずに、これまで一度もお会いした事がありませんでした。今回、初のご対面で、なかなか楽しい方でした。

 

歩きながら、いろいろ説明してくれるんですけど、たまにニヤリと笑い顔で、変なことを言い始めるんですよ。

 

おじさん

「山の入口の料金所には、ジェントルマンがいるんです」

 

 

なぜなら、

 

 

「銭を取るマン」

 

   ↓↓↓

 

「じぇにとるまん」

 

   ↓↓↓

 

「じぇんとるまん」

 

 

 

こんな感じ・・・。

 

「ニヤリ」とするところが可愛らしい。決まったぜ!みたいな雰囲気をかもしだして。

 

後半、私もだいぶ慣れまして、

「はい、出ました~、親父ギャグ~!」って突っ込みを入れまくっていました。

 

でも、真面目な話や面白い山の話もたくさんして下さいまして、とっても魅力的な方です。山に関する知識や経験はすごいものがありまして、とても安心できるガイドさんです。いつまでもお元気で頑張ってほしいです。

そして、いざ、雪山へ登山スタート!

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春や秋の登山すらも行ったことのない、取立山(とりたてやま、勝山市、1307m)へ、まさか雪山の時に登る羽目になるとは・・・。

すごい不安でしたけど、ここまで来てしまったので、仕方ないですよね。

 

今回は、頂上までは登っていません、お天気の良い時間内に行けるところまで楽しむ感じでした。

 

「かんじき」や「スノーシューズ」をリュックに結び付けて出発!

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これは「かんじき」です。

横から見るとこんな感じ!

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 雪に、三角形の刃が突き刺さるようになってます。

 

ある程度の高さまでは、普通のブーツで進めますが、雪が深くなってきたら「かんじき」もしくは、「スノーシューズ」が必要になりますので、それまでは、これらをロープでリュックにくくり付けておきました。

 

スノーシューズはこちらです。

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見た目はこっちの方がカッコ良いのですが、多分、歩きやすいのは「かんじき」だと思いました。

歩きながら見た景色

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10人くらいで一列になって、前の人が歩いた跡をたどりながら進みます。

足元の雪道ばっかり見ているので、どこまで登ったかわからないのですが、時々、休んだ時に写真を撮りました。

 

今更ですが、山に行く時は、首から下げる防水用デジカメが要りますね。私はiPadなので、リュックから取り出しにくく、手袋もしており、良い景色のところで全然撮れなかったのが残念でした。

 

ある程度登ったところで、立ち食いおにぎり&かんじき装着

ガイドのおじさんより、

「ここで、かんじき、スノーシューズを装着せよ!そして、飯を少し食え!」

の指示が出ましたので、言われた通りに装着!そして、座る場所もないので立ち食いのおにぎりですよ。

 

でも、すご~~く、外で、しかも雪山で食べるおにぎりは美味しい!

 

ストックに手袋をかぶせて、一時休戦!ランチタイム

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私はブーツが厚底で丈夫なので、「かんじき」装着です。

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ブーツでない人は、スノーシューズ装着です。

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次は、いよいよ何をするのかを思いましたら・・・うそーん!!!

履き方もわからなかった「かんじき」ですが、ガイドさんに教えてもらいながら何とか履けまして、次は何をするのかな~、何て思っていましたら、、、、

 

ガイドのおじさま

「誰か、あそこを登れ~!」の指示!

 

「あそこって、どこ?」って思いますでしょ?

 

そしたら、ここですよ、この左の急斜面

   ↓↓↓

 

   ↓↓↓

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「そんなとこ、登れるか~!!!」(怒)

 

って思いました。だって、ほとんど、崖ですから。

急斜面を、誰かに登れというのです!

 

誰が、行くねん・・・。私は絶対無理ですよ!って感じで。

おっちゃん、自分で行ったら!って思いつつ。

 

そしたら、勇敢な生徒が一人登場!

 

「俺が行くぜ!」って感じの、勇敢な生徒登場!

超かっこいいんですけど!

高校生といえども、雪山で、自ら先頭に立つ姿、超かっこいいんですけど!

 

そして、1人で、断崖絶壁のような雪の壁に向かって戦いを挑むのであった。

私たちはそれを10mくらい後方で眺めていまして、すごいな~!って思いながら。

 

まさかね、ガイドさんが次のようなことを言うと思いませんから、他人事だと思っていましたから。

 

生徒が、断崖絶壁を登り終えて、ようやく10数メートル上の方に立てた時に、ガイドさん、こんなこといいました。

 

 

「じゃ、全員、あとにつづけ~!!!!」

 

 

 

 

心の底から、こんな叫びがでました。

 

 

 

 

 

「うそーーーーーーーん!」(T_T)/~~~

 

 

 

でも、生徒ができたこと、やらんわけにはいきませんから・・・

「それはないわ~」と、ブツブツ心の中で思いつつも、登りましたよ。

雪山の断崖絶壁!

 

生徒が、最初の足跡を付けてくれて、階段を作ってくれたので、その後に順番に登って行きました。10人位で登って行くと、徐々に踏み固められて道になって行くんですね。

最初の人が一番、切り開くのが大変ですけど、あとに続く人ほど楽です。

私は後ろの方でしたので、一番楽な思いをできました。

 

苦しい険しい雪山ですが、だんだん登ることにも慣れて、最初は歩き方もよくわからなかった「かんじき」にも慣れて、楽しくなってきました。

この頃には、スキーウエアの中は汗でびっしょりで、本当に熱かった。

 

 

そして、最終話へつづく

完結編はこちらです

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