みんなで雪国の生活を快適にするコツ

都会の方々は、特に、東京などでは「雪が５cm積もりました」とかで混乱が起こるらしく、毎年ニュースになりますね。10cmとか積もると大変らしいですね。

今日は、5cmほどですが、北陸福井にも雪が降ったので、雪国の暮らしをちょっとでも知っていただければと思います。

もくじ

コツその①：早くタイヤ交換をする！

初めて雪が降ると、その朝は、必ずと言っていいほど、あちらこちらで交通渋滞が起こります。原因としては、タイヤ交換をしていない人がいること。

冬用のスタッドレスタイヤ

12月の半ばを過ぎているにもかかわらず、冬用のタイヤに交換していない人がかなりいるんです。「11月中に予想外に早く降ってしまった！」というのは仕方ないですよ。それは想定外だから間に合わない。でも、12月に入って、半ばも過ぎてるのにも関わらずタイヤを換えていない人がいるんです。困りますね、周りの人が迷惑こうむります。

普通のタイヤのままですと、雪道がつるつる滑るので、とろとろ、のろのろ運転するでしょ。恐ろしいからといって、雪道をゆっくり走るのは良いんですが、異常に遅かったり、田舎の道路だと、すべって田んぼに落ちたりするので、後続の車の大渋滞の原因ともなります。

そういう人の多くは、初雪が降ってからタイヤ交換のために、ガソリンスタンドに殺到したりするので、ガソリンスタンドにも迷惑。スタンドの方々も、人手不足なのに、一気にお客さんが押し寄せると、雪が降る中、本当に必死に仕事に追われてお気の毒です。自分で交換しない人は、せめて11月の後半になったら晴れた日の週末とか、平日の昼間とか、晴れた日に行ってあげてほしいなぁと思います。

11月の終わり頃から、早めにタイヤ交換をすること！

これは、人に迷惑をかけず、雪国ライフを楽しむための、重要な心構えだと思います。

コツその②：ほんのちょっとお隣さんの分も雪かきしてあげる！

例えば、どっさり降った時、その雪、スコップでどこに移動させるの？って話です。近くに広い場所や、雪を捨てられる水路などがある場合は良いのですが、住宅地でどっさり降ったりすると、スコップでかいた雪をどこに積み上げるか？が問題です。

お隣さんの土地に積み上げると、迷惑かかりますし、逆に、自分の土地に積み上げられると気分悪くなりますし、何となくイラッとしてしまいますね。だから、なるべく誰にも迷惑がかからない場所に雪を積み上げると良いと思います。

お隣さんが老夫婦だった時、隣の分も少しだけですが雪かきをしておいてあげたところ、すーごく感謝されたことがありました。お年寄りには雪かきは大変な労力を要するので、若い人はほんのちょっとだけでも良いので、お隣さんの分も雪かきしておいてあげるとお互いに気持ち良い関係が保てると思います。

最近は、近所のおじさんが、雪が降った日には、登校する子供たちが歩きやすいように、自主的に雪かきして、道を作って下さってます。本当にありがたいです。

コツその③：雪にはまっている人がいたら助ける！

田舎は移動手段がほとんど自動車なので、初心者マークの若者などは特に、雪道が慣れておらず、雪が深いところに車で乗り入れてしまって、動けず、にっちもさっちも行かなくなってしまうことがあります。

私も若かりし頃は、大雪の日、雪が深くて道路がよく見えず、道路わきの溝に片方のタイヤが落ちてしまって、途方に暮れてしまったことがありました。そんな時に、後続の車が次々と止まってくれて、総勢5人位で車を持ち上げてくれまして、助かったことがありました。見ず知らずの人に助けられて、本当に嬉しかった。

困った時はお互いさまで、誰か雪の中で車が止まって困っている人がいたら、よっぽどの急ぎの用事がない限りは、助けることにしています。そのため、冬の間は、必ず車の中にスコップを乗せています。自分が困った時にも使えるし、人助けにもなりますので。

コツその④：面倒だけど、こまめに雪かきをする！

次から次から降ってくるので、まとめて雪かきした方が良さそうな気もするのですが、最初に降った雪はどんどん水分を吸って重くなり、時間がたてばたつほど、雪かきがしにくくなります。さらに、重くなった雪の上に更に翌日以降雪が積もっていくと、どんどん下の方の雪が凍ってカチカチになって、もっと雪かきがしにくくなります。

降りたてほやほやの雪は、軽いことが多く、雪かきもしやすいので、できるだけこまめに雪かきをすると快適に過ごせると思います。

まとめ

雪が降るのはマイナスイメージが多いかもしれないのですが、1人1人の小さな心遣いで少しは快適に過ごすことができるのではないかと思います。

「雪国あるある」というテーマも良いなあと思うので、次回にでも書いてみたいと思います。