ずっと行きたかったあの神社についに行きましたよ!【越前市の大瀧(おおたき)神社】
前回の続きになりますが、「越前和紙の里」にある「大瀧(おおたき)神社」に行って来ました。この歴史と由緒ある神社にたどり着くまでの道中も楽しかったです。(1人でしたけど!)
- 和紙の里から大瀧神社までは徒歩15分
- 次々と知らないばあちゃんに声をかけられる
- 和紙の里→大瀧神社への道中
- ついに、大瀧神社へ!わくわくが止まらない!
- 大瀧神社境内
- 紙祖神・川上御前
- いざ、ご本殿へ!
- 「これはただ者ではない方が関わっている!」と思ったら・・・
- お神輿が保管されている建物
- 素敵な和歌発見
- パンフレットで全体を撮ってみた!
- YouTube発見したので貼り付けます!
- 1300年をお祝いする、大きなお祭りの情報
- お祭りのYouTube見つけたので貼り付けます!
- 親しく声をかけられた理由がわかった!
- まとめ
和紙の里から大瀧神社までは徒歩15分
「パピルス館」の後は、「卯立(うだつ)の工芸館」と「紙の文化博物館」という所も訪問しまして、大瀧神社を目指しました。「和紙の里」からは徒歩15分とのことでした。
この徒歩15分、行きと帰りで30分以上はテクテクと歩いていたのですが、道中で、次々と知らないばあちゃんに声をかけられて、なかなか不思議な気分でした。
次々と知らないばあちゃんに声をかけられる
「どこから来たんや?」とか、
「車はどこに停めてきたんや?」とか、
「親戚のおばちゃんかよ!」って言いたくなる感じの「親しみやすい」という雰囲気をを通りこした、前から知ってる人みたいなノリで話しかけてくるんですよ、知らないばあちゃんが。
原付に乗ってるおばあちゃんもいて、挨拶しながら豪快に通りすぎていったり!
びっくりしたぁ・・・・。
もう、お年寄りが元気すぎる・・・。
おもしろいな~、田舎の人って・・・、、、、と思いながら歩いてまして。
おそらく、珍しいんでしょうね。地元の人ではないってことがわかるから。
なんか興味深そうに写真を撮りまくり歩いているから、私。
「神社に行ったらぐるりとお社のまわりを見て来い!」
「ついでに、お神輿も神輿用の建物に保管されているから隙間から覗いてこい!」
この2つは、「卯立の工芸館」にいらしたおじいさんから頂いた情報。
なんか、地元の人々、ウキウキしていると言いますか、ワクワクしていると言いますか、心が躍っている雰囲気なんですよね。
そしたら、どうやら、大きな大きなお祭りの前なので、地元の方々、待ち遠しくて待ち遠しくてたまらない様子でした。
「卯立の工芸館」は、これからお祭りに向けて、神様をお迎えするために、障子も襖もすべて新しいものに張り替えるのだそうです。
お祭りに関しては後で書くとして、神社の写真を載せたいと思います。
和紙の里→大瀧神社への道中
和紙の里というところから、岩本町というところを通って大瀧町まで歩きます。
パピルス館に、わかりやすい地図が置いてありました。
これに沿って神社を目指してひたすら歩く!
ところどころに立て札が!お祭りのご案内です。
横山大観の社碑
地図によると、これは横山大観の社碑だということです。
画家の横山大観は、こちらで作られる和紙をこよなく愛したと書かれています。
一の鳥居
岩本神社
個人的に石垣がやたら大好きなのですが、この神社の石垣、すごく惹かれました。
ものすごい奥の方から水が流れてきているんですよ。
奥がどうなってるのか気になって仕方ないです。
かっこいいですね、この石垣!!
大瀧神社に一番近いバス停
驚くなかれ!
でっかい字で書いてあるから、お年寄りでも読みやすいなあと思ったら、
一日、3本しか、バス来ないやん!
危険すぎる・・・。絶対乗り遅れられない。
ついに、大瀧神社へ!わくわくが止まらない!
荘厳な雰囲気が入口からもただよっていました。
大瀧神社境内
写真だと、小さく見えるのですが、この門はかなり大きく、このお馬も、ものすごく大きいのです。この日はとにかく静まり返っていて、ものすごい何かに圧倒される感じ。
紙祖神・川上御前
大瀧神社の発祥は、719年(推古天皇の代)に、さかのぼります。
紙の神様、こと、紙祖神の川上御前という方は、はるか昔、「清らかな谷の水に恵まれているこの地で紙を漉けば生活は楽になるだろう」と、里人に紙の漉き方を教えたそうです。そのため、この女性が「川上御前」として岡本神社に祀られているそうです。
いざ、ご本殿へ!
写真をひたすらのせます!なんとも恐れ多くて、正面からは撮れませんでした!
パンフレットで見ていた時のイメージよりも、はるかに大きなお社でした。
この写真の右側がお社の正面になります。大きくて写真に全体が収まらないのです。
屋根の形に注目です!
美しい彫刻の数々!
全体図が撮りたかったのですが、大樹があるため、こんな風になりました。
「これはただ者ではない方が関わっている!」と思ったら・・・
あまりにも息を飲むほどの木彫りの数々。生き生きとした描写といい、細部にまでわたる繊細な作りといい、これはとんでもない作品だ!と思いました。
頂いた資料によると、こちらの社殿は、1843年に完成で、大工の棟梁は、大久保勘左衛門さんだそうです。納得!
超有名な永平寺門前大工の方です。あの、永平寺のシンボルともいえる「勅使門」を担当された方です。
国指定の重要文化財だそうです。
お神輿が保管されている建物
おじいさんが教えてくれたお神輿の倉です。覗くのはちょっと怖かったです。
素敵な和歌発見
パンフレットで全体を撮ってみた!
素晴らしすぎる!美しい!実際に足を運んで良かった~!
恐れ多くて、近寄りがたい雰囲気でした。
YouTube発見したので貼り付けます!
1300年をお祝いする、大きなお祭りの情報
なんと今年は、1300年記念の大きなお祭りが予定されています。
2018年5月2日、3日、4日、5日だそうです。ゴールデンウイークですね。
パンフレットの写真で申し訳ないですが、毎年、ユニークなお祭りとして有名な「紙の神様」のお祭りは、5月の3日~5日に開催されています。今年は、1日長い、2日からスタートだそうです。
お祭りのYouTube見つけたので貼り付けます!
お神輿の写真はパンフレットから!
親しく声をかけられた理由がわかった!
お祭りが近いので、この地域の人々は心が躍り、よそ者の私にも
「1300年を記念するお祭りの時に、また、ぜひおいでよ!」 ということで、
「どこから来たのか?」
「どうやって来たのか?」
などなど、「また来てもらえるのかどうか?」ということで、話しかけてきたようでした。1人でも多くの人に、お祭りを見てもらって、一緒にお祝いをしたいようでした。
まとめ
福井県の越前市に興味深々になりました。全国で唯一の紙の神様を祀る神社。とても素敵ではないですか!訪問しにくい場所にはありますが、ぜひ一度訪れてみることおすすめです。お祭りにぜひ一度行きたいなと思っています。
越前和紙の技術の他にも、4つの伝統工芸があるそうです。越前箪笥、越前打刃物、越前焼、越前漆器。どれも伝統があって素晴らしいものばかり。実際に足を運んで目で見て体験して学べることたくさんあるなあと思いました。