Treasurebox

玉手箱みたいな日々をつづる日記です

考えすぎないこと、ややずれた大学の楽しみ方

最近、インタビューといいますか、大学を卒業したことのある人間として、高校生からいろいろと質問をされまして、1つ1つ答えていったところ、けっこう自分は行動派だなぁと、我ながら思いました。(笑) もし生徒のうち1人でも見ていたら何かの役に立てばなあと思って記録しときます!

f:id:treasureboxes:20180704020303j:plain

大学生活に関する質問を受けた

大学生活をイメージしたいらしいです。AO入試とかでは、自己PRが重要ですから、参考のために、私がどんな大学生活を送っていたのかなどをいろいろと聞かれました。

 

「大学生の時は何をやっていたんですか?」

「なぜその専攻を選んだのですか?」

「どんなことを勉強したのですか?」

「何で留学したのですか?」などなど、

とにかく、いろいろと聞かれまして、1個1個思い出しながら答えていったのですが、記憶の奥の方にしまってあったいろんなことを思い出しました。

友達の作り方について

2年間、大学を休学して、1年間はお金を稼いで残りの1年間でアメリカ語学留学をしたので、帰国後、大学に戻ってきて、友達がほとんど卒業していた状態でして、とにかく、友達がいない。浦島太郎状態でした。

 

どうやって友達作ったらいいかなあとか思いまして、取った行動

 

 ↓↓↓

 

和紙に手紙を書いて、自分の顔のプリクラを貼って、外国人留学生が住んでいる建物に全部ダイレクトメール作戦ですよ。「お友達になろう」っていう手紙を全部のポストにイン!

 

今、こんなことやったら怒られそうですよね。そして危なそう。

その当時は、なんか、大学教授にボランティア活動を頼まれて、外国人留学生と一緒になんかやってくれと頼まれまして、とにかく、急いで留学生の友達を作らないといけない状況にあったと思います。で、思い付いたのがDM作戦。(国費留学の留学生ばかりだから皆優秀でしたよ。)

 

DM作戦の直後に電話がかかってきて、今でも仲良しのお友達がいます。彼女と出会ってからいろいろ面白いことが起こりましたよ。嵐を呼ぶ女。

 

留学先の選び方

金もコネも何もない状態で、ありとあらゆる留学手続き、何から何まで全部1人でやったのですが、留学先を選ぶ時も、数ある候補の中から、どうやって選んだらいいか分かりませんでした。

 

とりあえず、地理的な条件と、金額的な条件、自分のやりたいことの条件で、おそらく7校か8校くらいに絞れたと思います。

 

で、一斉に全部の学校に手紙を送りました。今でいう、資料請求のお手紙ですかね。

 

で、一番最初に返事が戻ってきた学校に決めました。

 

そんなもんです、決める時ってのは。

 

でも、正解でした!素晴らしい学校でした!

 

暇のつぶし方

大学は、バイトばっかりしているとあっという間に終わってしまいますけど、せっかくなので時間に余裕がある時は、積極的にいろいろなボランティアをしました。

 

やたら色々なイベントに関わった大学時代でした。国際交流関係のイベントでは、ダンスチームを作って披露したり、ミュージシャンを探してきて依頼したり。

 

留学中は、授業もないしお金もない暇な2週間をどう過ごそうかと思いまして、地図を広げて、眺めて、自転車で通える圏内に老人ホームを発見。

 

いきなり訪問して、「ボランティアいりませんか?」っていったら、何と、「明日からおいでよ~!」とのこと。

 

老人ホームといっても、元気なお年寄りが集まるデイケアセンターみたいな場所で、話し相手になって2週間過ごしたら、もう、涙、涙の別れになりました。

その後もちょくちょく遊びに行ってましたね、帰国するまでの間。

 

良い成績をとるには

もっと勉強していたら良かったのですが、どうしても単位がとれない科目がありました。その科目に合格しないと卒業できないというものでした。

教員免許に関わる重要な科目なのに、全然点数が取れない。

2回不合格で、3回目のチャレンジは、4回生の最後の学期でした。

ただでさえ6年も所属している大学に、もう一回不合格だったら、7年目突入決定ですよ。(笑) 笑ってる場合じゃない!

 

でも、いくら自分なりに頑張っても、毎週の宿題レポートの成績が底辺をさまよう点数でして、途方にくれました。

 

そして、諦めた。

 

自分でやることを諦めた。

 

 

 

 

そして、ナンパ作戦。

 

頭良さそうな人に、とりあえず声をかけまくり。

 

全然知らん人に、声をかけまくりです。

 

助けてくれ!と。

 

 

 

そして、私は、無事にその科目、成績は「優」ではありませんでしたが、「良」の成績で卒業することができました。

 

一緒に勉強してくれたそのお方は、恩人です。

 

船の名前だけしか知らないのに船を見つけた出来事

さっきの「嵐を呼ぶ女」の友達の話で思い出したのが、変な小旅行。

今でも忘れられないある外国船があるのですが、「富山にその外国船がやってくるから、行きたいんだ~」、という彼女に、「頼むから一緒に来てくれ」と言われ、福井から富山まで鈍行列車で行きました。

 

ようやく富山駅に到着しまして、

「さ、じゃあ、船のところに行きましょう!」って時に、彼女が言ったのは、

 

 

「船の名前しかわからないんだよね~」

  ヽ(^o^)丿

 

どこに来るのか知らないという。富山に来るということしか知らないらしい。

 

 

 

 

 

「富山駅で、それを言う?」(@_@;)

 (普通、もうちょっと早く言うよね?)

 

電車の中でも、言うタイミングあったよね?

 

トランプしたりおしゃべりしたり、道中ずーっと楽しかったけど、言うタイミング絶対あったよね?

 

いろいろ、突っ込みどころ満載でしたけど、富山駅で、とりあえず、外国人と2人で迷子!(そんなアホな!)

 

道行く人に、

「〇〇〇〇っていう船のところに行きたいのですが、知ってますか?」

 

って聞いても、誰がわかるねん?(途方にくれたわ)

 

 

そんでもって、迷子が行きつく先は、警察署。

交番で二人でお世話になり、どこの港にその船が着くのかを特殊な連絡網を使って教えてもらい、間もなく出発するというローカル電車に飛び乗って、見つけました、その船。

 

でっかい船が港に着いていて、中にも初めて入りました。陽気な若い兄ちゃんが一杯乗ってたね~。ウォッカが似合う感じの人々ね。

 

私を連れていった理由は、船の名前しか知らなかったから、らしい。

 

私を連れていけば、なんとかなる、と思ったらしい。光栄でございますわ。

 

大学は勉強だけするところじゃないから

大学では比較的時間にゆとりがあるので、色々と勉強以外に大切なことも学べると思います。

たくさんの出会いがあるし、自分に似た仲間を増やせる。いろいろな仕事の体験もできるし、長期休暇に旅行も可能。もちろん専門的なことを学べるし。

 

生徒が見てたらですが、将来の選択肢を広げるためにも、進学、おすすめしたいですね。大学でなくても、より興味のあることをより専門的に学ぶことで、将来の選択肢は広がると思います。