ウソのようなホントの田舎あるある【雑談】
用事で田舎の実家に帰りましたら、「うそーん!」って叫んでしまうような話を聞きました。(笑)
用事というのは、いくつかありまして、そのうちの1つは田植えなのですけれども、北陸の田舎の民は、5月の週末は、たいていどこかの1日を使って、田植えをします。
あまり戦力にもならない私でして、場の盛り上げ役として、いつもウロチョロしているだけなのですが、、、。
大した仕事をするわけでもなくて、暇だったので母親が用意してくれた「おにぎり」を食べようとした時に、ふわりと近くに何かが舞い降りた感じがして、近くを見回したところ、カラスが一羽、いるのですよ。
そのカラスは、食べ物をクーラーボックスから出した瞬間に、タイミングよく、ふわーっとやってきて、チラチラとこちらを意識してるのがよくわかる。
この写真は、後から撮ったので、ちょっとこの瞬間のカラスとは違うのですけども。
いかにも、「なんかくれーーーっ」て、誘っている感じ、といいますか。
私としては、気づかないフリをしたいわけで・・・。
そしたら、母親が、お弁当のおかずの1つを、多くもなく少なくもない量で、ポイっとそちらに向けて投げまして、カラスはそれを嬉しそうに拾って、一旦どこかに去っていきました。
私としては、「なんでカラスなんかに、食べ物を与えるのだ?」と、疑問に思うわけです。そして、聞いてみましたよ。「あげなきゃいいのに!」と。
そしたら、以下は、母のセリフ。
「カラスはね、頭が良いからね、覚えるんよ、人の顔を!」
母は続けます。
「この間、魚をさばいて刺身を作って、処理した後の残り(←魚の骨や頭など)を、カモメにやろうと思って、海に捨てに行ったんよ。(←我が家は海岸沿いにあります!)」
そしたら、カラスが一羽、母親の後ろをチョンチョンと歩いて付いて来たから、
「これは、お前のものではない!カモメにやるんだから!あっち行け!しっし!」
と言って、カモメに向かって、魚をあげたらしいのです。
母「そしたら、カラスはどうしたと思う?」
私は、トンビやタカは、よく後ろから婆ちゃんの後頭部を蹴飛ばしたりしていたので、カラスも母親の頭をキックでもしたのかな?と思ったのですが、想定外の結末でした。
母
「カラスは、私を覚えていて、数日後、車に乗ろうとした時に、私の車にフンをかけに来たんや!」
「カラスは頭がいいから、あんまり失礼なことをすると、復讐しにくるんや!」
私
「うそーーーーーん!」\(゜ロ\)(/ロ゜)/
カラスって、なかなか陰険やね~。
車にフンて・・・。
今日、ちょっぴりウケたお話でございました!(笑)
ホントかな・・・。いまだに信じられない。