難題は、自分を成長させてくれる【フリーの悩み】
最近、通訳とか通訳案内の問い合わせが来るのは大変ありがたいのですがね、全部が全部、簡単ではない内容なのですよね。
何というか、やりがいがある内容でして、自分の能力が今100だとすると、300くらいの馬力を出して取り組まないといけない感じの、チャレンジングな内容のお問い合わせをもらいます。
何一つマニュアル的な考え方が通用しないわけでして。
状況を冷静に分析する力が必要です。
何ができて、何ができないのかとか、なぜできるのか、なぜできないのかなど、説明をしないといけないので、自分の力量と依頼内容を照らし合わせて、論理的に説明する。
雇われているなら、上の人が決めてくれて、できあがったツアーを引き受ける感じですが、今の立場は自力で仕事を得ようという立場ですから、自分でできること、できないこと、判断しないといけないのです。
今の力量ではできない気がするけど、何とか努力したらできるかもしれない。
この辺のところで、よく悩む。
実績を積むために、経験を重ねたいという気持ちはあるんです。
経験値を稼ぎたい気持ちは強くある。
多少、最初は損をしても、良い評価を稼いで、経験を積み上げていきたいとは思います。
でも、某企業でデビューしたばかりの状況で、「問い合わせ来たー!」と思ったら、なぜいきなり最初から、思いっきり違う畑の、穏やかではない、ひねくれた感じの依頼が来るかな・・・。
そんなことができるってどこにも宣伝していないのに・・・。
どうしたらできるのか?
難題は、自分を成長させてくれますね。
断るのは簡単なのですが、困っている人がいるのに、簡単に見捨てられないですしね。
難しいけど断らないで引き受けると想定すると、頭がフル回転するね。
断るって決めたら、もう、思考がそこでストップですから。
問い合わせが来て、きちんとまとまるものもあれば、フラれるものもあって、毎日、ジェットコースターに乗っている感じです。
ショックを受けている暇もなく、次の何かが起こるので、目まぐるしい。
難題に接すると、成長している実感はあるから、その点は良しとする。