大本山永平寺(えいへいじ)に行ったらまだ普通に雪がありました!
春がやってきたのが実感できる今日この頃、お天気も良く、ウキウキした気分でもありましたし、来週に控えた通訳ガイドの仕事の下見と、ちょっとした用事もありまして、久しぶりに永平寺に行って来ました。今日は訪問メモという感じです。
参拝入口に約2mの雪!?
福井市内では、ようやく桜が咲き始めたのですが、薄手のコートを着て行って良かったです。寒いな~と思ったら、これですもん!入口にどかーん!と雪が約2m!!!
これだけでは雪の高さがいまいちわからないので、こちらも!
どれくらい雪が積もったのでしょうね?
今年の大雪で、福井市内も37年ぶりとなるすさまじい大雪でしたが、この時期にこれだけの雪が残っている永平寺では、いかにたくさん降ったのかが想像できますね。
本当は、どなたかに質問したかったのですが、修業中の雲水(うんすい)さんに話しかけることは禁じられていますので、できません。
すさまじい量の雪で、本当に大変だったという話は人づてに聞きましたが、通常でも雪の多い場所ですので、今年の冬はさぞ過酷な修行になったのだろうと思います。
予約なしで座禅体験ができるようになった?
坐禅を体験することができる永平寺なのですが、事前予約が必要でした。でも、今日は、入口にこのような表示が出されており、どなたでもお気軽に参加できる坐禅体験ができるようでした。
来るたびに少しずつ柔軟に変化する永平寺さんだなと思いました。もしくは、大きな行事が無い日などはこのようなことを行っているのかもしれないですね。私がたまたま知らなかっただけかも。
坐禅体験されたい方は、服装や心構えなど、注意事項もありますので、事前にお電話予約されることをおすすめします。
本日の唐門(勅使門)
何回来ても、荘厳な雰囲気に心が静まるのが感じられます。
境内のそばを流れる川
この川沿いに上流の方へ少し進むと、参拝者でも鐘をつくことができる場所があります。除夜の鐘で有名な永平寺の鐘はついてはいけませんが、1人につき2回まで自由につける鐘、おすすめです。
相変わらずピッカピカの廊下、雲水さんの姿に感動!
今日は、何かしらの儀式があるらしく、参拝中に雲水さんに、「こちらでお待ち下さい」というようなアナウンスのために話しかけられました。
いつも応対が素晴らしくて、姿勢も良いし、さすがで清々しいですね。どの方も本当に凛としていて、こちらの背筋も伸びます。
そしていつも廊下がピッカピカで、すっきりしていて、裸足で歩いても全然大丈夫。古い建物であるのに、掃除がすみずみまで行き届いているので、参拝している間に自分の心までスッキリする感じです。
「禅(ぜん)」というものは、口ではなかなか説明できないのですが、肌で感じることができる場所が永平寺だと思いました。